月: 2023年11月

後手番四間飛車 ― ▲4六銀(左銀)戦法

右銀急戦と比べ一手遅れるが、飛車の捌き合いの際に右銀が守備に働くため布陣のバランスがよい。テーマ図から▲4五歩早仕掛けや鷺宮定跡に移ることも可能で、作戦の幅も広い。

角換わり相腰掛け銀・下段飛車同型 ― △4三歩-△4一飛型

△4三歩型は頻出する課題局面で、後手に有力な手待ちが存在するかが問われている。△4一飛は次に△4四歩~△3一玉と手順を工夫することで、△4四歩型に合流する狙い。後手は、先手の動きに応じて△3一玉と△5二玉で玉の居場所を使 角換わり相腰掛け銀・下段飛車同型 ― △4三歩-△4一飛型

脇システム ― 先後同型

脇システムの先後同型。居角左美濃急戦を警戒して▲2五歩を早く決める駒組みにおいては、持久戦調になったとき現れやすい戦型。 変化1: テーマ図→▲6四角△同銀▲2六銀△6九角 変化2: テーマ図→▲6四角△同歩▲2六銀△6 脇システム ― 先後同型

米長流急戦矢倉

テーマ図は先手が米長流急戦を志向した局面。先手は後手の急戦策を警戒して▲2五歩を決めているので、それを生かすため米長流急戦を目指す。▲5五歩△同歩▲同銀と動かれないよう、後手は△5四歩の手を後回しにしている。 変化1: 米長流急戦矢倉