角換わり相腰掛け銀 ― 戦型の変遷
旧型同型 – 富岡流(~2009) 昭和から長らく研究されてきた角換わり同型腰掛銀のテーマ図。先手勝ちの結論を決定づけたのが下記変化である。 旧型同型 – △9四歩省略(2014) 同型腰掛け銀を … 角換わり相腰掛け銀 ― 戦型の変遷
旧型同型 – 富岡流(~2009) 昭和から長らく研究されてきた角換わり同型腰掛銀のテーマ図。先手勝ちの結論を決定づけたのが下記変化である。 旧型同型 – △9四歩省略(2014) 同型腰掛け銀を … 角換わり相腰掛け銀 ― 戦型の変遷
△7二金型の変化のひとつ。6筋に飛車を転換し△6五歩とする積極策が成立するかがテーマとなる。 テーマ図→▲同歩△同銀▲6九飛△6八歩 テーマ図→▲同歩△同銀▲6九飛△4四銀
途中、△7二金~△6二金と金の動きで一手損して、先手の仕掛けのタイミングをずらす作戦。△4三歩-△6三銀型と比べ、右銀の位置が一手分違っているのが見て取れる。 途中図 途中図→△同歩 途中図→△4一飛
右銀急戦と比べ一手遅れるが、飛車の捌き合いの際に右銀が守備に働くため布陣のバランスがよい。テーマ図から▲4五歩早仕掛けや鷺宮定跡に移ることも可能で、作戦の幅も広い。
後手四間飛車に先手が急戦で仕掛ける将棋。▲5六銀~▲4六銀~▲3五歩と角頭を攻めるのが狙い筋となる。 変化1: テーマ図→△4三銀▲4六銀△3二飛▲3五歩△5二金左 変化2: テーマ図→△4三銀▲4六銀△3二飛▲3五歩△ … 後手番四間飛車 ― ▲4六銀(右銀)戦法
△4三歩-△6三銀型は争点をつくらないことで、徹底して先手の仕掛けを封じる作戦。 途中図 変化1: 途中図→△7四飛 変化2: 途中図→△8二飛 変化3: 途中図→△3六角
△4三歩型は頻出する課題局面で、後手に有力な手待ちが存在するかが問われている。△4一飛は次に△4四歩~△3一玉と手順を工夫することで、△4四歩型に合流する狙い。後手は、先手の動きに応じて△3一玉と△5二玉で玉の居場所を使 … 角換わり相腰掛け銀・下段飛車同型 ― △4三歩-△4一飛型
脇システムの出だしで、後手が飛車先を保留する工夫を見せた形。5二の金は、▲6四角に△同歩と取れるよう6三に利かせている側面があるため、△4三金右と△4二銀右で大きく方向性が異なる。 変化1: テーマ図→△4三金右 変化2 … 脇システム ― 後手飛車先保留
脇システムの先後同型。居角左美濃急戦を警戒して▲2五歩を早く決める駒組みにおいては、持久戦調になったとき現れやすい戦型。 変化1: テーマ図→▲6四角△同銀▲2六銀△6九角 変化2: テーマ図→▲6四角△同歩▲2六銀△6 … 脇システム ― 先後同型
テーマ図は先手が米長流急戦を志向した局面。先手は後手の急戦策を警戒して▲2五歩を決めているので、それを生かすため米長流急戦を目指す。▲5五歩△同歩▲同銀と動かれないよう、後手は△5四歩の手を後回しにしている。 変化1: … 米長流急戦矢倉